ギターの練習で挫折しそう

全然上達してる気がしない

練習しているつもりなのに、上達具合が1か月前と全然変わらない気がすること、あります。

私の場合、30年ぐらいやってる割には弾けません。そもそもギターのことも理解できていません(泣)。

ギターが弾けるとはどういうことか考えてみます。人それぞれ違うでしょうが、

  • コードをひととおり覚えて、押さえられるようになる。
  • 1曲つまらずに弾けるようになる。
  • 人前で演奏できるようになる。
  • 良い音が出せるようになる。
  • 超絶ソロが弾けるようになる。

など、様々です。めざすところは、個人個人で違いますよね。

ゴールがないからこそ楽しい!

ギター仙人 四コマ

ギターに限らず他の楽器でも語学の勉強でもそうですが、ゴールというものがありません。コードを覚えて1曲弾けたとしても、なめらかさがイマイチに思えたり。次は人前で演奏したい、と考えた途端、課題がたくさん見えてきたり。ゴールにたどり着いたと思ったとたんに、はるかかなたにゴールが移動しているのです。

だからこそ楽しいのです。もし、これ以上ないという極限までたどり着いてしまったら、やることがなくなってしまいます。仕事が終わって家に帰ったとき、あるいは家事がひと段落したとき、「あ、そうだ!ギター練習しよ。」と思わなかったら、スマホをさわって芸能人のゴシップをチェックすることぐらいしかなくなってしまいます(私の場合)。

全然上達していないように感じても、きっといつか気持ちの良い音が出せるはずです。それはゴールじゃないかもしれませんが、素敵な景色が見えるはずです。