ギター練習法 耳コピ編

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耳コピに挑戦!

耳で聴いて曲を再現するのを耳コピといいます。コードやギターリフ、ソロなど、耳コピする部分はいろいろ。最初から、全部やろうとすると大変なので、「コード進行だけ」とか「ソロの部分をおおまかに」など、自分でテーマを決めて取りかかるといいですね。

とは言っても、耳コピって難しいです。ひとつのコードに1時間ぐらいかかったこともあります。私がわからなかったのは6thのコード。例えばドミラです。ドミソに似てるけどなんか違う。あーでもない、こーでもない、と悩んで、「これかな?」と一応解決した時は、パズルのピースがはまった気分。(本当に正解かはわかりませんが。今でも、特に分数コードは聴き取れません。)

せっかく耳コピしたコード進行は、書き留めておきましょう。でないと、すぐ忘れてします。「こんな変なコード、絶対間違ってる。書くほどでもない」と思っても、とりあえず書いておくのです。コードネームがわからなかったら、ドレミファでもいいし、そこだけ五線譜でもいいです。後で見たら、意外に理にかなったりしています。

コピーしても十人十色

ジャンルを問わず、ソロのコピーは難しいです。速すぎて聴き取れなかったり、弾けなかったり。私は苦手、というか適当です。このソロかっこいいな、と思ったら、そのソロの特徴的な音だけを拾い、あとは想像で補います。よく、「〇〇(例:ミッキーマウス)を描いてみてください。」と言われて、その人の頭の中のイメージを描く、というのがあります。大きな目やまるい2つの耳は描けるけど、あとは全然違ったりしますよね。私の場合、そんな感じです。特徴的なところは時々押さえてるけど、あとは全くの別物です。

そうやって耳コピした曲は、同じ曲でもそれぞれ違います。それぞれのフィルターを通過したので、十人十色。その人のこだわりや、好みの感じが出てきます。ちょっと不思議な感じがあってもオッケー。堂々と弾けばよいのです。

完璧なコピーを目指しているんだけど、その人らしさがこぼれ落ちている音って、素敵だと思います!

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