人生初の弾き語り

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弾き語りは難しい!

弾き語りする人ってすごいなー、とかねがね思っていました。歌うエネルギーを1、ギターを弾くエネルギーを1とすると、弾き語りをするエネルギーは2では済まなさそうです。歌いながらギターを弾くことは、脳の中で同時に2つのタスクをリズムを狂わすことなく実行すること。これはなかなか高度な技です。人間にしか出来ません。

私には、初めからはとうてい無理。なので、ギターを弾き、それに鼻歌をつけ、ついでに歌詞も気にしながら、というように、ギターに歌らしきものをのっける形で練習してきました。本来は、「歌がメインで楽器はお供」なのですが、「ギターだけだとなんだかよくわからないから、歌をつけてみた」感じです。

友人に、「弾き語りやってみたい」と話していたのは2年前。その友人が演奏できるお店を教えてくれ、先日、人生初の弾き語りをしました!

とうとうお店にやってきた!

そのバーは、定期的にオープンマイクを開催されているようで、アンプやキーボードなどがセッティングされています。壁にギターが掛けられています。お店に着いた時間がわりと遅い時間だったので、私たちのグループ4人の他に、お客さんが4人。そのうち2人はもう帰っていかれました。

「オープンマイクの日でもないのに、人前で弾き語りしたことない人が演奏してもいいのかな。」と心配だったのですが、マスターが勧めてくれて、ついについに、40数年生きてきて初めての弾き語りをすることになったのです!

ビール2杯とシークワーサーのチューハイを1杯飲んで、やっと決心もつき、マイクの前に座りました。友人達、お客さん2人、そしてマスターが温かく見守ってくれました。演奏した曲は、デイシャ(の英語歌詞)、ソ・ダンソ・サンバ、ワン・ノート・サンバです。私の声が小さかったからでしょう、マイクのレベルすごい上げてくれてる感じでした。

初の弾き語りでわかった事

それは、

  • 歌とギターで必死すぎて、歌詞やコード進行を見る余裕はない。
  • ひとりで演奏してるので、急に構成を変更することができる。
  • とちっても、とりあえずリズムキープしてごまかすのが大切。
  • 案外楽しい!

そう、案外楽しかったのです。それは聴いてくれた人が優しかったからだと思います。それに楽しんでくれたからです。ギター持参して、40過ぎて初めて弾き語りに挑戦する女という、ある意味稀な私につきあってくれ、楽しんでくれました。

こんな感じで、人生初の弾き語りは終了。下手でもいいから、聴いてくれる人が楽しんでくれるような、そんな演奏をしたいな、と思いました。それがわかったのが一番の収穫かもしれないです。

kawasemi1